武内塗装店

住宅塗装の工程とは?作業内容と目的について解説

外壁や屋根の塗装は5日から10日ほどかかります。

日数がかかるのは、いきなり仕上げの色を塗って終わりではなく、それに至るまでにいくつもの工程を踏んでいるからです。

そこで、具体的にどんな工程で進んでいくのかを確認しましょう。

その上で、それぞれの流れでどんなことがなされているのかを解説していきます。

外壁・屋根塗装の工程

外壁も屋根も、使用する塗料は異なることが多いとはいえ、基本的には同じ工程で進んでいきます。

その流れとしては、以下のようなケースが多いです。

・洗浄

・養生

・下地処理

・下塗り

・中塗り

・上塗り

洗浄とは、屋根や外壁を高圧の水をかけて洗浄していく作業です。

表面にはホコリや砂、藻などが付着していますので、そのまま塗装してしまうと、後に簡単にはがれ落ちてしまいます。

そこで、表面の異物を完全に除去するために、高圧洗浄をするのです。

この際、かなり劣化している塗膜もはがれていきますので、塗り替えによってバリア機能を高めることができます。

その後、養生作業をします。

これは、窓や玄関、雨樋など、塗料が付いては困るところをビニールで覆っていく作業です。

しっかりと養生しないと塗料が付いてしまいます。

また、養生テープのラインに沿って塗装の跡が残りますので、まっすぐできれいな線を出すためにも、技術が求められるところです。

下地処理とは?

塗料を塗っていく前に、下地処理をしていきます。

これは、外壁や屋根にひび割れが生じているところに、コーキングという柔軟性のある充填剤を塗る、もしくは詰めていく作業のことです。

この作業をすることによって、ひび割れを修復し、雨漏りなどを防ぎます。

場合によっては、外壁の継ぎ目のシーリングが劣化して、ボロボロになっていることもあります。

その際には、古いシーリングを除去して、新しく充填する処理を行うこともあります。

材質によってはツルツルしていて、塗料が乗りにくいところもあります。

そうした箇所には、先に特殊な塗料を塗っておき、下塗り用塗料の固着力を高めます。

鉄や木部などが劣化していたり錆びていたりする箇所では、劣化してボロボロになっている部分や錆をはがして、保護材や錆止めなどを塗っておきます。

こうした下地処理をしっかりと行うことで、塗料がしっかりと固着して、見た目にも機能的にも優れた仕上がりとなるのです。

下塗りの目的

下塗りでは、下地となる専用の塗料を塗っていきます。

色は、透明か白であることが多いです。

この下塗り塗料を外壁や屋根の前面に塗っていきます。

塗ると当然、白か光沢のある状態になりますので、ビックリする方もいます。

しかし、これはあくまでも下塗りの段階で、この後、色が付いている塗料を上から塗っていきますので、問題ありません。

下塗りは厚い塗料の層、塗膜を形成するためのものです。

厚い膜を作ることによって、物理的に雨や紫外線からのバリアとなります。

色が付いている仕上げ用塗料よりも、下塗り塗料は粘度が強くてドロドロしています。

この塗料を塗ることによって、厚い膜が外壁材の表面に作られて、バリア機能が高まるのです。

下塗りは1回で終了としている塗装会社が多いです。

しかし、武内塗装店では2度下塗りをすることによって、より厚い塗膜を作っています。

その方がずっとバリア機能が高まりますし、仕上げの塗料の色合いが良くなるからです。

中塗りで色が付く

下塗りが乾いたら、仕上げの色が付いている塗料を1度塗ります。

これを中塗りと呼びます。

通常、仕上げ塗料は2度塗ることになっていますので、その1回目ということで、中間の塗装作業となるわけです。

下塗りが終わった段階では白色ですが、中塗りで色が入りますので、仕上げの色に近づきます。

それでも、まだ仕上げ塗料は1度しか塗っていませんので、発色が控えめで、光沢が少ないことが多いです。

やはり、仕上げ塗料もできるだけ厚く塗膜を作った方が見た目に美しくなりますし、保護機能も高まります。

そのため、1度で終わらせるのではなく、中塗りと次の上塗りの合計2回に分けた方が良いのです。

1度で厚い塗膜を作れれば作業は楽なのですが、仕上げ塗料は粘度が低めでサラサラしていますので、たくさんの塗料を付けて塗ろうとすると垂れて、見た目が汚くなります。

そこで、垂れない程度に塗って、2回重ね塗りをすることで厚い塗膜を作るわけです。

仕上げの上塗り

中塗りが乾いたら、その上から同じ塗料を塗ります。

これが、上塗りと呼ばれる仕上げの作業です。

同じ色を塗るのですが、上塗りをすることでより色が鮮やかに見え、光沢が出てきます。

塗膜が厚くなるので、保護機能も高まります。

窓枠の周辺や角などの細かいところまで丁寧に塗り、漏れがないように確認しながら進めます。

仕上げとなりますので、丁寧な作業が求められます。

武内塗装店では最後まで職人が丁寧に作業し、美しい仕上がりを約束します。

お家のリフレッシュをしたい方はぜひ一度お問い合わせください。

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