屋根・外壁塗装でよくあるトラブル
屋根・外壁塗装は費用が掛かりますから、業者選びは慎重に行いたいものです。
満足のいくリフォームを行うために、塗装工事の大まかな流れとよくあるトラブルについて見ていきましょう。
塗装工事においては、まず外壁の診断を行い、傷んでいる箇所を修復します。次に、外壁を高圧水で洗浄し、しっかりと乾燥させます。
その後、いよいよ塗装となります。塗装は、3度の重ね塗りを行う必要があります。
仕上げのペンキを塗ってしまうと、見た目はとても美しくなりますから、それ以前の工程で手抜きがあっても、素人には見分けられないでしょう。
悪質な業者では、修復や洗浄がいいかげんだったり、3度塗りをせずに2度塗りで済ませたり、塗料を薄めたりなどの手抜き工事が行われることもあります。
信頼できる業者に依頼することが大切です。
地域密着型の業者を選ぶ
悪質な業者にだまされないポイントの一つは、なるべく地元で営業している、地域密着型の業者を選ぶことです。
塗装工事は、リフォーム工事の中でもトラブルが起こりやすいと言われます。
その理由として、許可・認可がなくても開業ができるので、悪徳業者が参入しやすいことが挙げられます。
地元で実績のある業者なら、お客様から信頼されているはずです。また、店舗が近くにあれば、工事後に不具合が生じても、すぐに駆けつけてくれるでしょう。
悪徳業者で多いのが、突然訪れて強引な営業を行う手口です。訪問営業ではどこに会社があるのかわかりにくく、営業だけで工事をしない、実体のない会社もあります。
このような会社では、別の施工業者から営業を請け負い、自分たちは全く塗装にタッチしないケースもあるのです。
このような業者に当たると、手抜き工事が行われるリスクが高まります。
実績のある業者を選ぶ
実体のない悪徳業者にだまされないためには、店舗の場所や具体的な施工例などの情報を公開しており、会社の実体が確認できるお店を選ぶことです。
ポイントは、その会社がどのような工事実績を有しているのか、ユーザーにわかりやすく公開されていることです。
施工保証書は必ず受け取る
大金を投じて屋根・外壁塗装を行っても、1~2年で塗り替えが必要になるようでは意味がありません。
施工保証書を必ず受け取りましょう。保証書を発行しない業者は、自社の工事に自信がないのかもしれません。
保証書を受け取ったら、保証内容を必ず確認しましょう。
保証書には、塗料メーカーがペンキについて保証する「製品保証」と、塗装業者が自社の工事に対して保証する「工事保証」があります。
保証期間、保証内容、保証範囲など、細かい点まできちんと確認してください。そして、保証内容や対象となる箇所について業者から説明してもらいましょう。
説明を嫌がるような業者は、信用度が低いと判断してください。
近隣とのトラブル回避の対策
工事では、騒音や塗料の飛散、作業が通行の邪魔になるなど、ご近所に迷惑をかけることがあります。
なるべく迷惑がかからないように配慮してくれる、施工業者を選びましょう。また、作業者は通行の邪魔にならない場所を確保することも大切です。
工事前には施工責任者が、ご近所に挨拶をしておくことがトラブルのリスクを低くする最良の方法です。
工事中に留守をする場合の対策
屋根・外壁塗装には2週間程度の日数がかかります。仕事や所用で家を空けることもあるでしょう。
外壁工事は家屋の外側で工事を行いますから、施主さんが留守でも工事に支障はありません。もし、作業内容で施主の立ち会いが必要な場合は、業者がその旨を伝えてくれるはずです。
念のために、在宅の必要がある日を確認しておきましょう。ただし、共働きなどで毎日留守にしていると、工事の進捗状況が把握できません。
親切な業者は日報を提出するなどして、その日に行った工事内容を報告してくれます。
しかし、全ての業者がそうするわけではありません。定期的な状況確認、および不具合が出たときの連絡先や対処法なども確認しておきましょう。
工事中は空き巣にも注意
工事中は家全体がシートで覆われます。シートの中に入ってしまえば、外からはわかりません。
空き巣に狙われやすいので、特に戸締まりには注意してください。足場が組まれているので、2階や3階の窓から侵入というケースも考えられます。
戸締まり確認を怠らないようにしましょう。初めての塗装工事は不安がつきものです。
疑問があれば、どんな些細なことでも武内塗装店にご相談ください。
工事前のご近所様へのご挨拶はもちろんのこと、安心してお任せいただけるよう、笠岡市や里庄町地元密着型のサービスを提供いたします。